【40,000字】英語講師がChatGPTを活用する方法【コピペできるプロンプト80個+サポート付き】
はじめに
こんにちは。Kumikoです。
私は、カナダで語学学校を設立し、10年経営。のべ5,000人以上に英語を指導してきた、英語講師/起業家です。
これらの経験の中で、
・レッスンプラン作り
・クラスアクティビティ作り
・教材作り
・カリキュラム作り
・添削
は数えきれないくらい行ってきましたし、今でも行っています。
これを読んでいるあなたも、きっとそうですよね。
さて、私は最近、TwitterやYouTubeでAIツール(おもにChatGPT)を使った英語学習について発信し、大きな反響をいただいています。
ツイートの一例
https://twitter.com/IELTS_expert/status/1640276424270700544
このように、Twitterでは「英語学習者」がどのようにChatGPTを活用できるか、ということを発信しています。
ですが、本当は「英語を教える側」の人のほうが、ChatGPTの恩恵を受けられると確信しています。
英語講師・教師・コーチはChatGPTをおおいに活用できる
ChatGPTを活用するメリット
最初にも言いましたが、英語を教える講師・教師・コーチは、実際の授業の外で、
・レッスンプラン作り
・クラスアクティビティ作り
・教材作り
・カリキュラム作り
・添削
と大忙しですよね。
これらのタスクをChatGPTに手伝ってもらうことで、大幅に時間と労力を削減できます。
私の体感では5分の1くらい。いや、もっとかも。
空いた時間を
- 生徒のサポート、カウンセリング
- 集客、マーケティング(自営の場合)
- 自己研鑽(英語力をさらに磨いたり、ITスキルなど)
こういったことに充てられて、生徒にとってもうれしいし、まさにwin-winです。
これからの英語講師はAIツールを活用する人が生き残る
煽るようで申し訳ないのですが、これはポジショントークでも何でもなく、AIツールを研究すればするほど
これからは、英語講師はAIツールを活用する人が生き残る
と確信するようになりました。
そもそも「英語講師がいらなくなるんじゃないか」という意見がありますが、私はこれからの英語学習は
AIツールなどを使った効率的な独学
+
優秀なコーチング
という組み合わせがベストだし、実際にそう進んでいくと思っています。
当然、その流れで、AIがカバーできてしまうところしか提供できない教師は遅かれ早かれ、淘汰されます。
この先、AIが発展していくことは明白なので、これにあらがうのではなく、うまく利用し、人間にしかできないスキルを磨いていくということが求められます。
唯一の、英語講師のためのChatGPTガイド
そうは言っても、あまりにも突然に現れたChatGPT。
「とっつきにくい」とか「使いこなせない」と感じている人も多いでしょう。
そういう声を聞いて、できたのが、このガイドです。
おそらく、世界でも唯一の、英語講師のためのChatGPTガイドです。
(日本語と英語でしか探していませんが・・・)
そしてこれまで5,000人を教えてきた英語経験と、2月頭から毎日AIについて研究して発信してきた経験を余すことなくすべて投入して、作り上げたので、クオリティには自信があります。
プロンプト(ChatGPTに出す指示)は、すべて試行錯誤して生み出したものであり、オリジナルです。
これらはすべて、そのままChatGPTにコピペすれば良いように整形しています。
また、サポートコミュニティもご用意しておりますので、このガイドを手に取ったその日から、ChatGPTを使いこなしていただけます。
※プログラミングや特別なITスキルは必要ありません。私もそっち方面はまったくの素人です。
このガイドではこんな内容が学べます
✅ChatGPTを使った、オリジナル教材の作り方
・リーディング
・リスニング
・ライティング
・スピーキング
・発音(フォニックスなど)
・文法
・TOEIC(リスニング、リーディング、単語)
・IELTS(4技能+単語)
すべて、レッスンで使えるように印刷しやすい形式で作ります。
✅ChatGPTを使ったレッスンプランの立て方
✅ChatGPTを使ったレッスンアクティビティの作り方
✅ChatGPTを使ったカリキュラムの作り方
✅ChatGPTを使って添削をする方法
✅オリジナル教材を良い感じに整形する方法
✅ChatGPTの使い方のコツ全般、エラーの対処
✅コピペするだけのプロンプト80個
✅個別に疑問を解決できる限定サポートコミュニティへの参加
<ご注意ください>
煽りではなく、いたって真面目ですが・・・
手前味噌ながら、今の価格は、かなりお得な設定だと思っているので、近い将来、値上げはさせていただきます♀️
AIを始めとするテクノロジーの流れはあまりにも速いので、どちらにせよ、あまり迷っている暇はないです。
一刻も早く、ChatGPTを使いこなして、AIに仕事を奪われない優秀な講師を一緒に目指しましょう。
ChatGPTについて
ChatGPTの始め方
ChatGPTは現時点(2023年4月)で、アプリは無く、サイト上で使えるツールです。
スマホのブラウザでも使えます。
下記のサイトを開くと登録の画面になります。
現時点で、誰でも無料で使用できますが、メールアドレスと電話番号の登録が必要です。
かなりシンプルなので、ここでは登録ステップの詳細は割愛します。
登録がすむと、白~い画面が現れます。左側にメニュー、下のほうに入力スペースがあるだけです。
使い方としては、好きな指示文(プロンプトと呼びます)を入力スペースに打ち込んで、Enterキーを押す、もしくは飛行機マークをクリックするだけです。
無料版と有料版の違い
2023年4月の時点で、ChatGPTには有料版と無料版があります。
無料版はGPT-3.0 、有料版はGPT-3.5が2種類とGPT-4の3種類から都度選んで使えるようになっています。
有料版は月額USD20です。クレジットカードで決済可能です。
無料版と有料版、どちらを使うべきか?
私は個人的に、英語講師という職業の人は迷わず有料版に課金しても、価値は120%感じられると思っています。(回し者ではありません)
現に、私は有料版が出てからすぐに課金しましたが、1日たりとも後悔したことがありません。
ただ、いきなり課金するのは抵抗がある人は、無料版を使ってこの記事に書いているようなことをトライしてみて「イマイチうまくいかない」と感じてから初めて課金するのも良いでしょう。
ChatGPTを使う時に知っておいたほうが良い用語
✅プロンプト
指示文、命令文、質問文とも呼ばれます。このガイドでは、そのままコピペしてChatGPTに貼り付けできるように、プロンプトを整形しています。ご活用ください。
✅スレッド
ChagGPTの画面の左側に出てくる履歴の一つひとつが「スレッド」と呼ばれ、日が変わっても、そのスレッドに戻れば、同じ文脈で(ChatGPTの記憶がある状態で)続きを再開することができます。
ChatGPTを使いこなすコツ
途中で切れても「続けて」と言えばOK
ChatGPTが一度に生成できる文字数には制限があります。なので、途中でいきなり止まることがありますが、エラーメッセージが出ていなければ、また入力欄に「続けてください」と打ち込めば、何事もなかったように続きを始めてくれます。
エラーが起こったら、更新ボタンを押す
エラーが起こったら、ブラウザの更新ボタンを押して、再度プロンプトを打ち込むと、うまくいくときがあります。
また、GPT-4の場合、使用には数の制限があるので、下記のようなエラーメッセージが出た場合は、指定の時間以降に再トライするとうまくいきます。
Save & Submitを使いこなす
Regenerate Responseを使いこなす
スレッドを使いこなす
指示をしていくと、左側にスレッド形式で履歴が貯まっていきます。
基本的に、ChatGPTは同じスレッド内であれば、話の流れを記憶しています。
ですので、同じ文脈で話を続けたい時には、左側の履歴から該当のスレッドを選び、そのスレッド内で指示を出すと、今までの会話を考慮した答えをしてくれます。
逆に、応答がイマイチだった場合などは、「New Chat」から新たに指示を出すと、うまくいくこともあります。
追加で質問をしたり、要望を加える
ChatGPTが答えを生成し始めて、自分の要望と異なる点があった場合、途中で「Stop Generating」を押してもかまいません。
そして、その状態で指示文(例:解説は日本語でお願いします)を再度念押ししたり、「あ、この要望を忘れた」となったら追加して構いません。
※この記事にあるプロンプトをそのままコピペしても、必ずしも毎回ChatGPTが希望の答えを生成してくれるとは限りません。それは仕組みとして、必ず可能性がありますので、ご了承ください。上のように色々と工夫をしてみてほしいのですが、うまくいかなければ、コミュニティ(記事の一番下で案内しています)にてご相談ください。
第1章:オリジナル教材を作る
ChatGPTを使って英語講師が一番恩恵が受けられるのは、やはり「教材作り」です。
今は市販の教材を使っている人も多いと思いますが、どうしても市販の教材には足りないところがあったりします。
オリジナルの教材を作るのが一番自分が教えやすいのは間違いないのですが、オリジナルの教材を作るのは、従来は、とんでもない労力がかかっていたものでした。
ChatGPTをうまく使うことで、さまざまなオリジナル教材を、自分の好きな形で自由に、しかも一瞬で、しかも安価に、作ることができてしまいます。
リーディング教材
リーディングの練習教材として、英文の記事を一から作成してもらうことができます。
理解度テスト
単語リスト(日本語訳、発音記号付き)
がついているリーディング教材です。
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